鶴見でホッピーはいがが?
2005年 10月 15日
鶴見駅に集合し、3両編成の鶴見線扇町行きに乗り込んで撮影会がスタートしました。途中の浜川崎駅で、電車の窓越しに駅前にある「浜川崎商店(後藤)」にホッピーのケースを発見、早くも興奮状態に達した頭のあまり良くない写真部員は、扇町からの帰路すぐさま途中下車しました。残念ながらその店は開店していませんでしたが、ホッピーの隣には川崎飲料KKによる全国統一商標「パレード」なる飲料の空瓶も発見、未知の出会いに早くもわくわくであります。
工場地帯を走る鶴見線は、休日の昼間はほぼ30分おきにしか運転していないので、浜川崎駅から安善駅へは、京浜工業地帯の大工場群を眺めつつ徒歩で移動しました。武蔵白石、安善付近の酒屋はことごとく立ち飲みスペースを併設しているのですが、惜しくもまだ3時前でやっておりません。
とはいいつつ、各々好みのアングルでシャッターを切り、盛り上がりつつ進撃するお調子者の写真部員は、安善駅近くの酒屋「東屋酒店」でまたも「パレード」の空瓶を発見、御主人に尋ねてみると、これは焼酎を割るためのもので、しかも店に置いてあるとのことなので、記念に買って帰ろうかと思うと、なんとここで飲んでいいとのこと、よく見ると、片隅にはしっかり立ち飲みスペース、その名も「ちょっとバーあずま」があるではないですか、本当はまだ開店の時間ではなかったようなのですが、お店の好意で開けていただき、青リンゴ、レモン、普通(ソーダ)、3種類のパレードを食らうことができました。さらに、業務用ホッピーも常備の「東屋酒店」、ホッピーをお願いすると、冷蔵庫からジョッキさらに焼酎を取り出し、しっかり3レイ、しかも酒店のお母さんは何気に注ぎつつジョッキぴったし、後にはホッピー両手注ぎも披露、ベテランの卓越した技に阿呆な写真部員から感嘆の声が漏れまくるのでした。
気持ちよく安善を出た陽気な写真部員は、もはや鶴見線名物の「日本一海に近い駅」海芝浦を訪れることもなく、国道駅ガード下「国道下やきとり」に直行しました。国道駅のガード下は、もともと商店街があって、戦前の雰囲気をそのまま残す一角なのですが、惜しくもほとんどのスペースは営業していません。この店がほぼ唯一の営業店なのですが、なんともいい風情でもったいない限りです。誰かここで雰囲気を壊さない程度に商売をやったほうがいい。その証拠に、やきとり屋さんは狭いスペースとはいえ満席で盛り上がっています。
またもホッピーを充填した性懲りのない写真部員は、生麦に向かって第一京浜を騒がしく移動していましたが、その途中、花月園駅前でイケてる酒店兼居酒屋「浅野」を見つけ、おかみさんの指示で商店街の道路に折りたたみ机をセッティングして飲み始めようとすると、隣の洋品店の女主人がなぜか椅子を用意してくれました。鶴見の細やかな人情に感動しつつおでんなどつまみ、京急に一駅乗って生麦の「ホッピー泡ーず」に行ったもののここは休みだったので、またも一駅、新子安「諸星酒場」に辿りついたのですが、もはや飲み過ぎ状態のびゅうは、ここのほとんど焼酎ホッピーを飲み切ることはできないままに終わりました。
ま、こんなですが、そこは写真部みんな撮るものはちゃんと撮っているのです。
いよいよ真打ち登場ですね。
今日たけーださんがパンを買いに来てくれて、昨日の皆さんの飲みっぷりを聞かせてもらいました。
私も途中参加したかったのですが、行けなくて残念。
でもびゅうさんのブログで楽しさが分かりました。
芸術が爆発しまくりでした。
それにしても工業地帯は歩行者に優しくないですねー。
ホント、国道下のいい雰囲気はなにか店やってもらいたいですよねー!
でも、メインは写真撮影ですから。
仙人、駅員の制止も間に合わず花月園駅でスイカを突っ込んで改札機解体の事態を招き、そのあと買った切符を生麦駅で降りるときには予想どおりなくしていました。