いつものように、上大岡の「いづ屋」にやってくると、ずいぶん古い知り合いにばったり遭遇しました。訊けば、既に数年この店に通っているとのことで、さっそくカウンターに並んで飲み始めることにしました。生ビールに金目鯛の刺身、さらに焼酎セットに切り替え、串焼きと併せてこれをいただきます。そんな感じで話し込んでおりますと、後ろのテーブルにこれまた知人が現れるから、今日はなかなかな日となりました。この3人いずれも昭和どっぷりでありまして、この店がそういう人間を引き付ける空間ということは、容易にお察しがつこうというものです。
そんな昭和のふたりは、さらに「じぃえんとるまん」へ移動しました。昭和の人は、もはやつまみも注文することなく、ホッピー、ナカ、ナカ、トマトとひたすら飲み続け、いよいよ看板を迎えることになるのでした。