大口1番街商店街の先、七島町の酒屋さんで昼間から一杯やることにしました。外は雨が降っていて、そのせいというわけでもないでしょうが、その時間ほかにお客さんはいませんでした。スーパードライの中瓶を取り出して飲み始めます。物音もしない静かな店内で、ひとりでひたすらビールを飲む時間、角打ちではしばしばあることですが、10分もすると常連さんがやってきました。次のビールはキリンの一番搾り350ml缶、いつもの揚げ塩落花生もいただきました。この落花生、小分け袋のひとつのようで、袋をひっくり返しても国産塩使用以外の情報が一切ありません。調べればわかるんでしょうが、世の中の謎をすべて解明したところで面白くありません。時折吹いてくる涼しい風にあたりながら、結局一番搾りはもうひと缶、隣り合わせたお客さんが、初対面のおれにつまみ菓子をおすそ分けしてくれるなんて嬉しい一幕もありました。外はまだ明るく、雨もやんできたようです。